2010年6月17日木曜日

SIM Lock シムロック


ネットワークエンジニア倶楽部の記事より抜粋。

 第3世代携帯電話(3G)では、電話番号やネットワークの情報が入っているSIM(Subscriber Identity Module)カードを端末に挿して使う。現在、日本の携帯電話の端末は特定の事業者のSIMカードしか使えないようになっている。この状態をSIMロックと呼ぶ。

 総務省は2010年4月にSIMロックの在り方に関する公開ヒアリングを開催。ここで、携帯電話事業者が「ユーザーの求めがあればSIMロックを解除する」ことに合意した。総務省は6月中にSIMロック解除のガイドラインをまとめる予定である。

 現行の端末でSIMロックが解除されるとどうなるかを見てみよう。今はSIMロックが掛かっているので、NTTドコモの端末ならばNTTドコモのSIMカードしか使えない(図1)。これはソフトバンクモバイルやイーモバイルも同じだ。KDDI の場合は、ほかの3社と採用している通信方式が異なるため、そもそも他社のSIMカードは挿さらない。

SIMロックを外すと、NTTドコモなど3社の端末については他社のSIMカードを挿して使えるようになる。ただし、周波数帯も一致するという条件が付く。このため、現行の端末とSIMカードで可能な組み合わせは限られる。

 しかも各社の端末は自社のプラットフォームに合わせて作り込まれているので、NTTドコモの「iモード」やソフトバンクモバイルの「Yahoo!ケータイ」などのサイトは、他社の端末だと利用できない。利用できる機能は、音声通話やショートメッセージ(SMS)、データ通信(インターネット接続)などに限られる。

 2010年末からサービスが始まるLTE(Long Term Evolution)方式にも期待が高まる。当面、音声通話については第3世代のネットワークを利用するとみられているが、将来的に音声もLTEネットワークへと移行すれば各社とも同じ通信方式となる。各社が利用する周波数帯に対応した端末が出てくれば、好みの端末で好みの通信サービスを選んで契約するといった利用スタイルが実現する。

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