2009年7月5日日曜日

シャルパンティエ真夜中のミサ曲

2009年12月5日(日)道後教会で歌う曲
Messe de Minuit pour Noё1 
Midnight Mass for Christmas
Based on French Carols

For Solo Voices, Mixed Chorus,
Flutes, Strings, and Organ
 
2009年12月に道後教会にて歌う曲の練習に入る。

 4月までは6月のコンサート用の曲と一緒に少しづつ練習していましたが、コンサートが終了した今からは、本格的に練習に入ることになります。
2010年2月21日のコンサートの曲と一緒にやっていくのでこれも曲が多くてなかなか大変そうです。

マルク・アントワーヌ・シャルパンティエ(1634~1704) は、ルイ14世時代のパリで活躍した作曲家です。しかし当時、ヴェルサイユ宮殿ではジャン・バティスト・リュリ(1632~1687)という作曲家が権力を握っていて、ライバル作曲家には発表の場を与えなかったのです。

彼は宮廷には出入りできず、教会の楽長として活動していました。
宮廷音楽家への道を閉ざされたシャルパンティエ(1634~1704) は教会にその活動の場を求め、宗教関係の曲を多く残しています。華やかで流麗なリュリの音楽とは一味違う、優しさとつましい美しさにあふれたシャルパンティエのミサ曲です。

 その題名にもあるように、このミサ曲ではリコーダーの音色が、柔らかく優しく美しく、バロック・ギターの典雅な響きと相まってなんとも暖かなクリスマスの喜びに満ち溢れた曲となっています。 カトリック教会では、(もしかしたらプロテスタント教会のなかでも宗派によっては)クリスマスの24日から25日にかけての深夜にミサが捧げられます。

 このシャルパンティエの曲には、10曲のノエル(フランスに伝わるクリスマスの歌)が使われています。人々に歌い継がれたきた古くからのメロディーは、暖かで素朴な美しさに満ちています。
10曲のノエルの多くは舞曲風です。ブーレがあり、ガヴォットがあり、メヌエットがあり、その旋律に乗って歌われる、典礼に基づいた歌詞との不思議な調和。「グロリア」「クレド」の合唱の高貴さ、美しさ。つつましやかなクリスマスの夜の平和。

 この「真夜中のミサ」こそはキリスト誕生のお祝いに、相応しいように思えます。

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