2009年5月7日木曜日

モーツァルト 天才の秘密

★☆中野 雄(たけし)著 2006年1月発行☆★ 
 著者は法学部出身。音楽とは違うお仕事を経験された後、音楽に係るお仕事をされてるという経歴。

音楽家が語るモーツァルトとは違う視点で、人間らしいモーツァルトの一生を語ってくれていると思いました。

天才としての苦悩や普通の人としての普段の生活や考え方など~。

また、時代背景も入れながら、今とは違う考え方、感じ方、でも、当時はそれが当たり前だったなど~。

現在、私たちがコンサートを会場に出かけて行って、聴くようになった流れなど~。
とても興味深く、面白く、楽しく読み進めました。

 ザルツブルグを訪ねたとき、モーツァルトの生家や後半住んでいたという家なども見学したことがあり、その時のザルツブルグの風景、建物、住まいなどを思い浮かべながら読んで行きました。
あたかも今現在、モーツァルトが生きているかの様な錯覚を起こしそうでした。

★☆生家があるザルツブルグを訪ねた日☆★
 2000年の秋(11月11日)、ザルツブルグでモーツァルトの生家を探していた日は、オーストリア・ケーブルカー火災事故(死者155名)が起きた日でした。旅行中でニュースも見ず、朝早くにミュンヘンを出てきた私たちは全然その事故の事を知らなかったのです。 

 現地時間2000年11月11日9時00分頃、オーストリア・カブルンのケーブルカー「Gletscherbahn 2」の登り列車の後部運転台から出火、トンネル内で全焼したという事故がおきました。上り列車、下り列車の乗客が大勢(155名)亡くなったり、怪我されたという事故の日でした。

 生家があるビルの前に、大きくて長い黒の布が下げられていて、なかなか見つけられず、その前を何度も行ったり来たりしたことを思い出します。

 モーツァルトが弾いたヴァイオリンなども展示されていましたが、その他の部屋には、今も普通にいろんな方が生活されているというのが驚きでした。

 後半住んだと言う建物には、モーツァルトが作曲した数の楽譜が、天井まで高く積み上げられていて、一目で、いかにたくさんの曲を作曲したかが分かるようにしてありました。

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