★☆1991年 初のパソコン(NEC:PC-98NOTE/SX)☆★
1990年9月中旬発売されたPC-9801NSは、別名「98NOTE/SX」とも呼ばれ、初のハードディスク内蔵のPCでした。当時は未だ、ハードディスクが一般的でなかった時代です。
PC-9801NSには3.5インチFDD(フロッピーディスクドライブ)は一つしかないので、アプリを動かすために内蔵のRAMがRAM-DRIVEとして使える様に設計されていました。 それに16ビットの上はなかなかできないといわれていたのに、これは32ビットでした。
CPU=386SX(12Mhz)
ディスプレイ=CFL液晶(モノクロ)
OS=MS-DOS3.0
メモリー(標準RAM)=640KB
ICカードドライブ=なし
重量=2.95kg(HDD含む)
プリンター エプソン AP900
モデム OMROM ME-2496P
何が何だかわからないまま触っていた時期です。
ノートパソコンが出たというので買ったけど、パソコンが初めてなのにいきなりノートパソコンにして使い方が解りにくくて、すごく苦労したことを覚えています。2台目はNECのPC-9821シリーズに買い替えて使っていました。
本もないしパソコン教室もない頃で、あまり活用していたとは言えません。
最初の頃は、ワープロの代わりに使っていただけだったような気がします。この頃はまだMS-DOSで一つのソフトを立ち上げるのも準備が大変でした。
ソフトに「Works」というのがあって、Worksには、①ワードプロセッサ(.wps) ②スプレッドシート(.wks) ③データベース(.wdb) ④通信(.wcm) の4つの機能がありました。
今でいう ①Word(.docx) ②Excel(.xlsx) ③Access(.accdb) ④通信ソフトにあたるものです。
その他には「一太郎」を、ゲームでは「テトリス」をインストールして使っていました。
編集などもすべてショートカットキーで実行し、作成したファイルの管理もコマンドで管理していました。
今から考えると、とても不便で大変な作業のように思われますが、そのころのワープロの機能からするとこれでも、相当便利な機能を持っていると感じたものです。
1991年頃は、HDDを購入すると、各メーカーが作っていた「ランチャーソフト」がついてきて、メニューを出すのが最初のころからすると、随分楽になりました。
1992年頃からは、ICM社のEOSystem(Easy Oprating System)が出て、これを使うようになって随分便利になりました。 このとき良く使っていたソフトは、JUST.Systemsの「一太郎dash Ver1.0」、翻訳支援ソフトのマイトランサーEJ。
EOSystemは、ヴァージョン3.0で終了したようです。
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